トライアンフ中古バイクが高価買取される理由と買取相場まとめ

イギリスのバイクメーカートライアンフ

トライアンフは1885年にイギリスで創業されたバイクメーカーですが、バイクの製造は1902年から始まりました。
実はこのメーカー、世界の中で現存する最古のメーカーといわれています。

トライアンフの名を世界に知らしめたのが1900年代初頭に大人気となったマン島TTレースです。
このレースでトライアンフは非常に高い完走率を誇ったこともあり、やがて軍用車として利用されるなど高い評価を受けました。

しかしその後、1960年代、日本製の質の高いバイクが世界シェアを拡大したこともあり、一時期は工場を締めざるを得ない状況となったほどです。
それから復活し、現在では他のメーカーとは違う個性を持ったバイクを生みだすメーカーとして高い人気を誇っています。

トライアンフのバイクは他のバイクと一味違う

トライアンフは復活を遂げてから直列3気筒エンジンのバイクを発表しました。
それ以来、他のバイクメーカーとは一線を置いた個性あるバイクを作っています。
一目見て、トライアンフとわかる外観、独自性の高いバイクが多く、エンジンなど質も非常に高いので、故障が少ないといわれています。

途中、工場を閉鎖するなど紆余曲折のあったトライアンフですが、現在は質が高く故障リスクも少ない非常にいいバイクが魅力です。
現代のトライアンフのバイクは最新技術をどんどん取り入れていますが、乗りやすく実用性の高いバイクということに変わりはありません。

トライアンフの人気車種

トライアンフの人気車種はばらつきがなく、4つの車種に人気が集中しています。
スピードドリプル、タイガー800、デイトナ675、さらにボンネビルが人気です。

クルーザータイプのバイクは日本の道を走るのにあまり人気がありませんが、その他の車種については人気があります。
ただ個性が強く好きな人は好き、嫌いな人は嫌いと好みによってはっきり分かれるバイクなので、高い年式のバイクは値崩れ状態のバイクもあるようです。

トライアンフの中古市場を見てみよう

新車の購入が多いということもあり、中古車市場にも強く影響しています。
非常に個性あるバイクなので好き嫌いがはっきりしていますが、低年式のバイクでもいい状態のバイクは一定の金額から下に落ちないという特徴があるのです。

スピードトリプルは40万から95万くらいで推移し、ボンネビルはクラシックバイクの中でも外観が特に人気のバイクで、中古市場では50万くらいから90万くらいとなっています。
デイトナ675は60万から100万くらい、タイガー800は80万から120万と高値です。

トライアンフのファンはもともと人とは違う個性あるバイクに乗りたいという人も多いので、個性重視で人気車種以外を選ぶ方もいます。
どれも魅力あるバイクなので、ちょっと変わったバイクを購入するのもいいでしょう。